エーアイ ベーグルですか?
開店当初、イベントに出店していると
店名の“會”の漢字について、「なんて読むの?」と聞かれることが多々ありました。
旧漢字だから なじみのない方には確かに分かりにくいよね…と、
パンフレット等では英語表記の“Ai Bagel”を目立たせるようにしましたが、そうすると冒頭のように聞かれることがちょこちょこと。
ウーム…伝えるってむずかしいと頭を抱えました(笑)
正しくは、“あい ベーグル”と読みます☺
会津という文字を旧漢字で表すと“會津”となります。
その1文字を使って“會ベーグル”。
この店名にした理由は、
【歴史ある会津を感じながら、生まれ育ったこの地から全国へ会津発のベーグルを発信したい】
と思ったからです。
通勤通学や日常の生活の中で、日々 当たり前のように目にする鶴ヶ城。
市中も一方通行の細い道が多くて入り組んでおり、
クランクのようになっていて真っ直ぐに通過することができない交差点が点在するなど…
(會ベーグルがある大町通りにもありますよ👌)
お城を敵兵から守るためや、生活インフラのための城下町の造りを色濃く残しています。
新選組や白虎隊の方々をはじめとする幕末やそれ以前の時代に関連する建物や場所も多く、
かつて会津藩に生まれた少年たちが通っていた学校
『会津藩校 日新館』 には、毎年10歳になった会津の子供たちが半成人式に。
また、全国の子供たちが社会科見学や様々なイベントに訪れています。
『ならぬことはならぬものです』
この言葉、耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?
その昔 6歳~9歳の少年たちが教わっていた
『什(じゅう)のおきて』の一番最後に必ず入る言葉ですが、今でも会津に暮らす人々の心にしっかりと刻まれています。
住民の生活の隣に歴史がある、会津若松はそんな街です。
歴史ある会津で初のベーグル専門店として生まれるのだから、地元に関係する文字を店名に掲げたい!
古風な雰囲気を醸しだす旧漢字の“會”は、1文字でもその想いを形として表すのに最適でした。
開店から8年目を迎え、
この数年で地元 会津だけではなく、県外のイベントや楽天・クリーマ・ミンネ…と通販サイトを通じて、全国の皆様からご利用を頂くことが増えました。
旧漢字の“會”になじみのない方も
この機会にお見知り置きいただけましたら幸いです☺
會ベーグル
Ai Bagel
アイベーグル
あいべーぐる
と、時々 姿を変える店名ですが、これからもどうぞ宜しくお願い致します。